このHPの目的の本来は,精神医学・気分障害・パニック障害・強迫性障害・物質使用障害・EBM・税金で行われた研究を公開することによって,国民の福祉を向上させることです。一方,情報提供だけでは,実際の医療提供者の行動が変わることは期待できません。具体的なケースをもとにしたコンサルテーションやスーパービジョンが必要になります。
この相談は,2種類の相談を受け付けます。医師や心理療法士,ケースワーカーなどのメンタルヘルス領域で医療サービスを提供することを生業としている方を対象に,気分障害・パニック障害・強迫性障害・物質使用障害がある症例について,診断や治療方法などについての相談を受け付けます。私は,行動療法,認知行動療法,動機づけ面接を専門としています。この方面の相談を歓迎します。従って,当事者(患者や家族)からの相談をメールや電話で行うものではありません。患者・家族からの相談は公開掲示板をご利用ください。
費用:
◆なごや強迫などなど研究会(NAKNAK)を毎月開催しています。
参加者が持ち寄ったケースを検討する2時間です。
参加資格は行動療法学会員であること,臨床のケースを発表できることです。
※大学院生の場合は指導教官からの依頼があれば可です。
ケースを検討する・しないに関わらず,料金は学生1000円,一般2000円です。ケースの診断名は問いません。
日程は,OCD集団療法開催の土曜日19時〜21時です。
軽食を各自持ち寄り食べながらでのカジュアルな検討会です。
毎月の予定は ホームページのカレンダーをご覧ください。
参加申し込みは,岡嶋心理士(miyo.okajimaアットマークgmail.com)まで,ご一報ください。
◇1回のみの相談(メールや電話,論文のチェックや報告書作成も含む) 10,000円(消費税を含む)
◇ケースや治療技術の相談(ケースの数や相談回数については上限なし 期間は半年間) 100,000円
JAMIによるMI技能検定に必要なスーパービジョン,音声録音・逐語に基づく評価とコーチングなど
(個人指導に関する費用は2013/11/11から改定しました)
◇研究論文スーパービジョン(行動療法学会での発表,行動療法研究に投稿する予定のものに限る)
学会発表の場合(相談回数について上限なし 期間は3ヶ月以内) 25,000円
論文の相談(相談回数について上限なし 期間は半年以内) 50,000円
◇講演会やワークショップ 50,000円(1時間あたり)
※たとえば,半日(3時間,休憩は除く)の場合は15万円
ただし午前・午後の一日(合計6時間,休憩は除く)は20万円
2日(合計12時間,休憩は除く)は30万円,旅費・宿泊費・経費は別
※公共団体などで料金が予算と合わない場合は検討いたしますので,ご連絡ください。
◇集中治療プログラムのオブザーバー参加
◆医師の場合 30,000円(金土日3日間連続,土日2日間も同額)
◆医師以外の援助職の場合 20,000円(同上)
集中治療プロラムの参加は,特に初回の場合,3日間連続で最初から最後まで参加されることを原則にしています。
数回目以降の場合は,2日だけ,1日だけの場合の参加も認めますので,ご相談下さい。
◇通常の診察,カウンセリングの陪席(原井または岡嶋心理士)
◆医師の場合 20,000円(1〜半日,時間にかかわらず同額)
◆医師以外の援助職の場合 15,000円(同上)
◇訪問やケース検討会への参加,資料作成などに伴う旅費・経費は別途申し受けます。
相談された内容について,相談内容の著作権は原井に存在します。相談内容を著作物などとして公開する場合には,相談者に相談することを原則とします。逆に,相談者が,原井からのコメントについて著作物などとして公開される場合は事前に原井にご相談くださるようお願いします。
相談の結果について,今までの事例をまとめてみました。ご参考になれば幸いです。