動機づけ面接

動機づけ面接 Motivational Interviewing, MI

動機づけ面接は協働的なスタイルの会話によって、その人自身が変わるための動機づけとコミットメントを強める方法である。1980年代にアルコール依存症の患者に対する治療動機づけの方法として始まり、現在は生活習慣病や公衆衛生における健康行動の促進、さらに故人の行いを受け入れ許すことのような内面的な態度変化にも応用されるようになった。実験心理学の伝統の上にある、エビデンスに基づく心理療法の1つである。ランダム化比較試験によって効果が証明された疾患や問題は幅広い領域に及ぶ。

このページには原井が作成に関わった動機づけ面接を学ぶことに役立つ資料やリンクを掲載している。HRQやMITIなどの評価尺度についてはこちらのページを参照して欲しい。

最新のMIの概念と用語 MI-3関連日本語資料

原井他が翻訳出版を準備しているMillerとRollnickのMotivational Interviewing: Helping People Change、いわゆるMI-3にはケースのスクリプトや用語集など付録としてついている。オリジナルの英語版は出版元からダウンロードできる (Supplementary Materials for Motivational Interviewing: Third Edition)。日本語版翻訳者としてその一部の日本語版を自由にダウンロードできるようにした。

ジュリアのケースのフルスクリプト

翻訳書の中ではバラバラに出現するものがひとつづきのスクリプトになっている。

MI-3に基づくMI用語集(日英対訳版)

MI関連の本が多数出版され、翻訳もあちこちで行われている。この用語集は翻訳者の自由を縛るものではない。訳語は文脈や状況によって翻訳者が自分で選び取るべきものである。

日本動機づけ面接協会

Japan Association of Motivational Interviewing

日本動機づけ面接協会

日本動機づけ面接協会(Japan Association fo Motivational Interviewing, JAMI)のサイトである。
William R. Miller教授と原井の対談の動画などを見ることができる。

中外製薬によるMIRAIプロジェクト資料

マンガと動画によって双方向的に動機づけ面接の基本を学ぶことができる。画像をクリックすると中外製薬のサイトにジャンプする。

リンク先を開く時に「あなたは医療従事者ですか?」と問われる。「はい」をクリックすれば次に進むことができる。

https://chugai-pharm.jp/hc/ss/pr/nrs/nnrs/02/05/01_001.html?fm=nrs_nrNrs_top&rearea=top_ra2&rtype=threeRows&rareatype=2&rpos=2&rtypelen=5&rtpos=2&rlen=5&ranktype=2

中外製薬の動機づけ面接解説ページ

MINT, Motivational Interviewing Network of Trainers Inc.

1997年に創設された動機づけ面接トレーナーの国際ネットワークである。原井は2003年に加わった。2012年11月から3年間、選挙で選ばれ、理事の一人として組織運営に携わった。現在もMINT承認TNT委員会、トレーナー資格認定委員会のメンバーとして運営を手伝っている。無料で利用できるMI関連の教育資料が豊富にある。ただし全て英語である。

MINT excellence in motivational interviewing

MINT, Motivational Interviewing Network of Trainers

価値観並べ替えカード

これは20分ほどかけてクライエントがどのような概念を好み、目指しているのかを明らかにすることが、カウンセラー側の価値判断・好悪を交えずにできるようにするものである。クライエント自身でカードを並べ替えることから、カウンセラー側の要求特性 (demand characteristics)の影響を受けにくくなっている。日本語版

動機づけ面接のスキル評価

動機づけ面接が問うているのはクライエントの動機づけそのものよりも、カウンセラーのスキルと態度(スピリット)である。実際、動機づけ面接と銘打ちながら、MIには動機づけ評価尺度のようなものはもっていない。スキル評価に関するページは本サイトの評価尺度のページにある。