原井宏明. (2002). 慢性の経過をとる患者に対する精神医学的マネージメント,上島国利,中根允文 (編), パニック障害治療のストラテジー (pp154–164) 先端医学社

表題      慢性の経過をとる患者に対する精神医学的マネージメント 著者名    原井 宏明 所属       国立療養所菊池病院臨床研究部 Title Coping with chronic course of pa … 続きを読む

治療感想文「うつの治療を受けて」うつ病 40代女性 2007年

うつ病の始まり ある春,私は,息子の進路のことや夫との不仲,その他,度重なる心配事のため、どうにもしようもなくなっていました。更年期障害か何かだろうと考え、婦人科の門を叩いたのが、デパスとの出会いでした。 確か、不安な気 … 続きを読む

治療感想文「大学1年にうつ病になり、それから8年」うつ病(抗うつ薬維持療法中) 20代女性 2007年

今から8年前、大学1年の時に私はうつ病になりました。 高校の時は明るい性格でしたが、クラスのムードメーカーというわけでもなく、普通の女の子でした。ただ、今よりももっと真面目で、考え方も固かったと思います。 学校が進学校と … 続きを読む

治療感想文「うつ病になって」うつ病 20代女性 2007年

今年7月、私はうつ病になりました。性格はもともと明るく、友達からも相談などをよく受け、頼りにしてもらうことも多いように思います。 しかし、その反面、一度落ち込むとなかなか立ち直れない。人の目に自分はどううつっているんだろ … 続きを読む

2020年9月末に原井の著作集2冊目「認知行動療法実践のコツ」が金剛出版から出ます

著作集の第2弾がでます。第1弾の対人援助職のための認知・行動療法―マニュアルから抜けだしたい臨床家の道具が2010年でしたから、10年間で1冊のペースになるのでしょう。 緒言を原田誠一先生からいただくことができました。カ … 続きを読む

草稿 総論:尺度の分類とその機能、尺度として認めるために必要な特性、使うべき場面と実際の使用法

ここには100以上の尺度がある。認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy, 以下CBT)の強みは生産性である。新たな構成概念を生み出してはそれに合わせた尺度を作って測定可能にし、研究対象とする。 … 続きを読む

原井宏明(2009) 抗不安薬・催眠鎮静薬,抗精神病薬・抗うつ薬

出典:伊藤澄信 編集「頻用薬・常用薬上手に使っていますか?日常診療でよく使う薬の使い方とそのポイント 」(pp. 6–33). 東京: 医事新報社. 2018年6月で残部は断裁され、絶版になった。出版権が消失しているため … 続きを読む

ケースの見方・考え方 原井の場合1:原井宏明,大野高志. うつ病ケースを動機づけ面接のワークショップでコーチする.精神療法,44(1),97-104,2018

「ケースの見方・考え方」の見方・考え方 原井にとってのケース・カンファレンス:自分が参加者のとき 医師ならば研修医のころからケース・カンファレンスに出ているだろう。原井は中井久夫教授率いる神戸大学精神科で研修医をした。こ … 続きを読む

ケースの見方・考え方 原井の場合3:原井宏明,村井佳比子. 症例検討会でのスーパービジョン.精神療法,44(3),xxx-xxx,2018

はじめに 前回の誤記訂正から 原井の私事で申し訳ないが、前回2回目の原稿の校正が届いたとき私のマンションに息子がやってきた。ちょうど良いタイミングなので彼に肥前療養所の保育園で起きたゆで卵事件のことを尋ねてみた。 息子「 … 続きを読む

ケースの見方・考え方 原井の場合2: 原井宏明,今井淳司. 電子メールによるスーパービジョン. 精神療法,44(2),107-114,2018

はじめに 馬場謙一先生の巻頭言から 私はシリーズ「ケースの見方・考え方」を3回担当することになっている。今回は2回目である。1回目が掲載された40巻1号が届いたので最初から目を通してみた。馬場謙一先生の巻頭言(1)が目に … 続きを読む