日本行動分析学会第34回年次大会シンポジウム「医師による行動分析学の応用」 2016/09/11

企画 奥田健次 杉山尚子

話題提供

話題提供:
笠原 諭(東京大学医学部附属病院)
原井 宏明(なごやメンタルクリニック)
大矢 幸弘(国立成育医療研究センター)

対話セッション司会:
奥田 健次(行動コーチングアカデミー)
指定討論: 松岡 弘修(Scarab Behavioral Health Services, LLC)

原井の抄録

タイトル:PBDがJABSに,JABTがJABCTに,精神科医がMINT理事になり,OCDの会が奥田健次を呼ぶ
キーワード:Mindful Writing、Aesthetics

私は医師だが,私には「医師による行動分析学の応用」という演題はとても思いつかない。一つには行動分析学自体が応用の学問である。そして,医学は全てが応用かといえばそうではない。私は精神科医だから精神医学を修めている。第112回日本精神神経学会大会のテーマは「まっすぐ・こころに届く・精神医学-その軌跡をたどる」だった。分子イメージングや東洋的叡智,レジリエンス,○○の作用機序云々などが7000人名を越える精神科医の前で発表されていた。専門医の単位のために参加していた私は目を回していた。旧知の知人を捕まえては,Gawandeの「死すべき定め」の話をしたが,誰にも相手にされなかった。死期を悟ることは恵みにもなるのだが,そのような「死」の応用には医師は興味を示さないのだろう。
私は精神神経学会の会員を30年弱続けているのに大会では孤独だった。行動分析学会には会員になってもいないのに,今回が二度目の登壇で,今はとても孤独を感じるような状況ではない。PBDのウィンターカンファレンスに始まる,私と行動分析学の軌跡を辿りたい。そして,これからどうなるのか,どこへ行けばどうなるか,を皆さんと一緒に考えたい。

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